サスケの秘話

――サスケの一族は龍を体の中に封印している一族として和国内で有名だった。
最も和国はほとんど鎖国化状態であって、他国との交流が少ない。
しかしながら、サスケの一族は和国で暮らすのに不便のない地位を与えられている。
そのため、他国との交流も多めに見られていた。


在る日、サスケは急に一族の長に呼び出されてしまう。
長が個人的に呼び出すということは一族の中では珍しいことだった。
自然と注目を浴びたのだが、当の本人はあまり気にも留めていなかった。
さすがに長と対面したときは緊張した面を見せてはいたが、それぐらいだった。
そのマイペースさは彼の天性のものだろう。

長は彼にアゼライナ国に伝わる古い精霊童話を教えてくれた。
そうして、彼にアゼライナに向かうようにと命令を下す。
さすがにこれには驚いたサスケが声をあげると、自分自身で考えろと返答された。
サスケは渋々了承し、アゼライナへと向かうことになる。

またサスケは鬼の一族という和国内で忌み嫌われている一族の人間と同行しろと言われていた。
そのため、一緒に旅立つ。
無口で基本的に不機嫌そうな少年だった。
年上だと想われる少年の対応にほんの少しだけ困りながら、サスケと彼はアゼライナへと翌年に到着することになる。




サスケはずっと運命の姫君と出逢うまで…
精霊童話の謎掛けを解こうとしていた。

サスケが長から聞いた精霊童話は二つ。

他の精霊騎士は知らないソレ。

サスケは自分の中で隠されている方の精霊童話を繰り返す。
中にいる龍がいつも嘲笑うかのように聞いていた。
中にいる彼は賢いため、もう既に答えを見つけてしまったようだ。

『まず雪解けて…闇だけだった世界に風が吹き、土から木々が伸び、草花が芽吹く。
人は金を手にし、水を独り占めては火を扱う。
雷が轟き、魔を誘うだろう。やがて光が溢れ、全ては無に返るのだ。

我が力を奪った美しき罪なる者、お前に100代続く呪いを捧げよう。
世界の力を動かす神なる力、徐々に奪い返してしまおう』




サスケはやがてその真実の答えを知るだろう。
しかし、姫君と出会ったばかりのサスケは可憐な彼女を護ることが答えだと感じていた。

そう…

確かに間違ってはいない。

『彼女を護ること』

それが答えだから。

トゥエルブ☆ナイツの明かされていないもう一つの精霊童話です。
その冒頭と締めくくりの文章を引用しています。
ただし、まだこの時点ではもう一つの精霊童話を全て紐解いているページはありません(笑)
このサスケの秘話の中のみ、もう一つの精霊童話の一部分が語られています。

またおいおい明かしていこうと思っていますので、お付き合いの程宜しくお願いいたします。

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